「ポイントは貯めてから使え」は半分正しい。ポイントを損しない「使い方」の考え方

「ポイントは貯めてから使え」は半分正しい クレジットカード

「ポイントは、たくさん貯めてから使ったほうが得」

クレジットカードのポイントは、少しずつ使うより、まとめて大きな交換に使ったほうが得だと言われることがあります。旅行やマイルに交換するために、何年もかけて貯めている人もいるでしょう。

この言葉は、半分正しいです。交換先によっては、まとめて使ったほうが価値が高くなることがあります。でも、ポイントは貯めている間に、期限が切れたり、ルールが変わったりすることがあります。貯めること自体が目的になると、かえって損をしてしまいます。

「貯めてから」が正しい理由

ポイントは、交換先によって1ポイントあたりの価値が変わることがあります。たとえば、ある交換先では1ポイント=1円でも、別の交換先ではそれより高い価値になることがあります。まとまったポイントが必要な交換先を狙うなら、ある程度貯めてから使うほうが有利です。

「貯めてから」がまちがっている理由

① 有効期限で消える

ポイントには、有効期限があることが多くあります。期限はカードによって、1年、2年、3年、無期限などさまざまです。気づいたら期限が切れていた、というのはよくある失敗です。

② ルールが変わる

ポイントの交換レートや交換先は、カード会社の判断で変わることがあります。貯めている間に、交換できる価値が下がることもあります。現金と違い、ポイントの価値は約束されていません。

③ 「ポイントのため」の出費が増える

目標のポイントまであと少し、となると、必要のない買い物をしてしまいがちです。ポイントのための出費が、ポイントの価値より大きくなっては意味がありません。この落とし穴は、「ポイント還元20%!」で得した気になる人は、なぜ貧しくなるのかで詳しく書いています。

ポイントの使い方、3つのタイプ

使い方 向いている人 気をつけること
支払いに充てる(毎月・こまめに) 管理をシンプルにしたい人 価値は1ポイント=1円前後のことが多い
目的のある交換(旅行・マイルなど) 使い道が決まっている人 期限とルールの変更を定期的に確認
なんとなく貯める おすすめしない 期限切れ・ルール変更で減りやすい

迷ったら、「使い道が決まっていないポイントは、こまめに支払いに充てる」のがいちばん確実です。目標の交換先がはっきりしている分だけ、貯めればいいのです。

今日からできること

  1. 持っているカードのアプリで、ポイント残高と有効期限を確認する
  2. 期限が近いポイントは、今月中に使い道を決める
  3. 貯めているポイントに「何に使うか」を決める。決まらなければ支払いに充てる
  4. 半年に一度、交換レートやルールに変更がないか確認する

まとめ:ポイントは「貯めるもの」ではなく「使い道を決めて使うもの」

「ポイントは貯めてから使え」は、価値の高い交換先を狙うなら正しい教えです。でも、使い道が決まっていないまま貯めるのは、期限とルール変更のリスクを抱えているのと同じです。

使い道が決まっている分だけ貯めて、残りはこまめに使う。目的のないお金が消えていくのと同じように(「とりあえず貯金」はしなくていい。目的のないお金は、いつか“なんとなく”消える)、目的のないポイントも、いつのまにか消えていきます。

※ポイントの条件はカードによって違い、変わることもあります。最新の内容は各カード会社の公式サイトで確認してください。

お金の「OS」を、書き換えよう。

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