パイロット

人類初のニューヨークからパリへの大西洋無着陸飛行に成功した冒険家、チャールズ・リンドバーグ。彼の無謀にも思える挑戦には周到な準備がありました。

当時はまだレーダーがなかったため、彼は大西洋の天候、季節風などの情報を計算に入れ、入念なルートマップを作り上げました。さらに、大胆な軽量化を図るために、人数を減らし、無線や六分儀、緊急事態用のパラシュートも載せませんでした。彼はこんな言葉を残しています。「冒険家の命は、正確さに依存する。」

確かに、私も会社員時代の先輩に「仕事は段取り八分(段取りの段階で八割決まっている)」と言われて、それがいまでも金言として残っています。どうやらそれが世の中の真理の一つなのかもしれませんね。