宇宙飛行士
人類初の有人宇宙飛行を目指したロシアのロケット、ボストーク1号。上院の最終選考に残ったのはガガーリンとチトフでした。選考スタッフは体重が軽いことを理由にチトフを採用しようと決めましたが、責任者のコロリョフ博士は「最初の乗務員はガガーリンだ」と答え、その理由をこう述べました。「ガガーリンは笑顔がとてもいい。」博士は「素晴らしい笑顔はいつも心が安定している証拠」だと答えたのです。
もし、ガガーリンの笑顔が乏しかったとしたら、あの有名な「地球は青かった」という台詞は聞けなかったかも知れません。