小説家
かつてトレーラーハウスで、教師と洗濯屋のアルバイトで食い繋いでいたスティーブン・キングはほとんど売れない小説を書きながら生活していました。ある日、超能力を使う少女のストーリーを思いつきますが、今ひとつ面白くならず、3ページだけ書いて捨ててしまいます。次の日、家に帰ると、その原稿を持った妻タビーが笑顔でこう言いました。「この作品には何かがあるわ。行けるわよ!」彼女はゴミ箱から原稿を拾い、シワを伸ばして読んでいたのです。
この作品『キャリー』は映画化もされるほどの大ヒットとなりました。偉大な人物のそばには必ずタビーのような人がいる物です。人を褒めることでみちの能力を引き出しましょう。