本田技研工業創業者

本田宗一郎が本田技研を創立した当初、誰もが「車やオートバイは流行らない」と言いました。なぜなら、戦後まもない当時は、ガソリンが政府に統制されていて入手することが困難だったからです。しかし、宗一郎はこう考えました。「ガソリンが少ないのなら、車一台分のガソリンで20台、30台の車が走れるようなエンジンを作ればいい。」そして宗一郎は粗悪なガソリンでも長い距離を走れるようにエンジンを改良し、爆発的なヒット商品を生み出しました。

先入観が強すぎると、素晴らしいアイデアや優秀な人材を見落とすことがあります。物事の本質を見抜く目を養いましょう。