ピアニスト
10代前半ですでに有名な女流ピアニストとなっていたクララは、作曲家のロベルト・シューマンと結婚し8人の子供をもうけました。しかし、ロベルトは病に冒され入院生活を送ることになってしまいます。そこでクララは子供達の生活を支えるために、シューマンが作曲した音楽の演奏旅行を始め、シューマンの死後も、その作品の素晴らしさを世に伝えるために71歳まで演奏旅行を続けました。そんな愛と苦悩に道た彼女の生涯を讃え、旧ドイツ通貨の100マルク札にはクララの肖像が採用されています。
どんなに時間や距離で隔てられていても、失われない絆は存在します。