推理小説家

生涯で80を超える小説作品を世に送り出したミステリーの女王、アガサ・クリスティ。「戦争中に薬剤師をやっていたことで毒殺の知識を得た」と語るお茶目な彼女は、40歳を超えてから14歳年下の考古学者と再婚します。その時「考古学者なら、古いものほど価値を見出してくれますから」と戯けていいました。それからアガサは86歳で亡くなるまで毎年三ヶ月間、夫と共に中東で発掘作業に従事し、その体験をヒントにして『ナイル殺人事件』『メソポタミア殺人事件』を書いたと言われています。

年齢の重ね方は人それぞれですが、考え方や行動次第で、アガサのように魅力的に歳を重ねていくことができるのです。