スターバックスコーポレーション最高経営責任者

ハワード・シュルツは、コーヒー豆の小売店だったスターバックスをカフェ事業に転換して成功した人物です。シュルツのコーヒーに対するこだわりは徹底したものでした。しかし、ある時スタッフからコーヒーにミルクを合わせた冷たい飲み物を作るべきだと案が出ます。元々コーヒーにシロップを入れることすら否定的な彼は断固反対しますが、共同経営者のハワード・ビーハーは「顧客の望むことならなんでもやるべきだ」と提言しました。

こうして誕生した「フラペチーノ」はその年だけで5200万ドルを売り上げる大ヒット商品となりました。

耳に痛い意見ほど、そこに宝が埋まっている可能性があります。

ハワード・シュルツはユダヤ系ドイツ人の移民でアメリカ人として生まれました。
両親はユダヤ人であり、ユダヤの血が流れているそうです。
やはり、ユダヤ系の方はビジネスが上手な方が多いですね!
元々あったスターバックス社にマーケティング・ディレクターとして就社しますが、3年で退職。
その後イル・ジョナーレ社を創業し、スターバックスが売りに出されたタイミングで両社をスターバックスに統合します。

「ブランドは愛されなければならない。まず従業員が会社を愛していなければ始まらない。それが大きな力を生み出す」

この名言通り、彼が一度CEOから退いて業績が低迷したスターバックスは彼の復帰、経営手腕によって回復を見せました。