ファッションデザイナー
クリスチャン・ディオールは子供の頃、何よりもカーニバルを楽しみにしていました。彼の目当ては「仮装」で、妹に貝殻で作ったドレスを着せて「ネプチューン」に仕立て上げたり、タータンチェックの柄を色鉛筆で作ったり、子供とは思えない才能を発揮していました。しかし、彼は外交官になってほしいという両親の希望を受け、政治学校に進学。卒業後は芸術に携わる仕事がしたいと画廊を持ちますが、二年で手放してしまいます、その後、デザインの下積みを続け、独自のファッションブランド『Dior』を立ち上げたのは41歳の時でした。
子供の頃になりたかったものを思い出してみましょう。情熱を傾けられる分野が、そこに眠っているかも知れません。