映画監督

あるところに、ジョークを考えるのが好きな高校生がいました。彼がそのジョークを新聞に投稿していたところ、広告代理店から「君の書くジョークは面白いから、仕事をしてみないか?」と誘われます。しかし仕事内容は、彼が考えたジョークを有名コラムニストたちのコラムの中で使うという、いわばゴーストライターの仕事でした。劇作家になることを夢見ていた彼は「いい足がかりになるはずだ」といつも自分に言い聞かせ、毎日学校帰りの電車の中で50個ほどのジョークを書いていいたそうです。そして彼が映画監督になってからも、当時のペンネーム「ウディ・アレン」は使われました。

巻かれることは屈することではありません。その合間に力を貯めておきましょう。