実業家

アメリカの鉄鋼王・カーネギーは。貧しい家庭に生まれたため12歳から紡績工場で働き始めました。彼は紡績の仕事に興味があったわけではありませんが、「紡績工場で働くからには世界一の糸巻き小僧になってやろう」と考えました。カーネギー少年は懸命に働き、その成果が認められて、次は郵便配達員として雇われました。すると今度は、番地と建物を暗記し、誰よりもその土地に詳しくなりました。その後、彼は電信技手に昇格し、ペンシルベニア鉄道に引き抜かれ、ついには事業家の道を歩み始めるのです。

もし今の環境に不満があったとしても、目の前の仕事を楽しむための工夫をしてみましょう。そうすれば、仕事の中に新しい喜びを見出せるのです。