日清食品創業者
世界初のインスタントラーメンを作った安藤百福は、若くして繊維工業や製塩業で成功を納めます。しかし、専門外だった信用組合の理事長を引き受けてしまったことが原因で47歳で全財産を失ってしまいました。
安藤は「財産は失ったが、経験が失われたわけではない」と考え、以前から構想を持っていた「お湯があればすぐに食べられるラーメン」の開発に着手します。そして、試行錯誤の末に完成した『チキンラーメン』は大ヒット商品となりました。しかしその後インスタントライスの開発では再び大失敗をします。
人生はまさに山あり谷あり、しかし、困難が付き纏うからこそ人生は充実するのでしょう。