後家鞘梅太郎の本棚

The library of Umetaro Gokezaya

「偉人」の記事一覧

ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン!(美空ひばり 1937-1989)

歌手 日本の歌謡界の女王と呼ばれた美空ひばいは、大スターという座にありながらも身近な人たちへの心配りが細やかでした。彼女は深夜までホームパーティーが続いた翌朝、付き人に対して「昨夜は遅くまでお疲れ様でした」という感謝の置 […]

責任は取ろう(杉原千畝 1900-1986)

外交官 第二次世界大戦中、日本の外交官・杉原千畝の勤めるリトアニア領事館には、ナチスドイツに終われたユダヤ難民が押し寄せました。日本政府は公安上の理由からビザを発行してはいけないと通達しますが、「私を頼ってくる人を見捨て […]

休むのも仕事のうち(松下幸之助 1894-1989)

松下電器産業(パナソニック)創業者 かつて松下電器の社員が病気で入院していた時、松下幸之助が直接見舞いに現れたことがありました。突然の訪問に起きあがろうとする社員を「起きなくてもいい。病人は休むものだ。」と制して松下は言 […]

嗅げば、わかる(レイ・クロック 1902-1984)

マクドナルド・コーポレーション創業者 マクドナルドをチェーン展開したレイ・クロックはある冷凍挽肉業者を査察した時、肉の塊に小さな穴がいくつも空いているのを見つけ「穴を開けることで、くり抜かれた分の肉を他に使っている」こと […]

小さなことこそ全力で(円谷英二 1901-1970)

特撮監督 ゴジラやウルトラマンを作った特撮の父・円谷英二はどんな些細なことにも手を抜かない人物でした。ゴジラを撮影する際には、当時の映画はモノクロだったのにも関わらず、「ゴジラの口の中を赤く塗れ」と指示を出したことも出し […]

滅私(二宮尊徳 1787-1856)

農政家 二宮金次郎として知られる二宮尊徳は自分の元を旅立つ使用人にこんな教えを残しています。 「もしお腹が空いた時、どこかの家に行って「お腹が空きました。ご飯を一杯いただけませんか?」と頼んでもご飯をくれる者はいないだろ […]