後家鞘梅太郎の本棚

The library of Umetaro Gokezaya

「哲学」の記事一覧

嫌われるくらいがいい(オノ・ヨーコ 1933-)

芸術家 オノ・ヨーコはニューヨークでの評判を抱えて日本に来たときに激しいバッシングに遭いました。彼女の作品に「カット・ピース」というのがあります。服を着た彼女を観客が鋏を入れて裸にしていくというもので、まさに世間から拒絶 […]

ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン!(美空ひばり 1937-1989)

歌手 日本の歌謡界の女王と呼ばれた美空ひばいは、大スターという座にありながらも身近な人たちへの心配りが細やかでした。彼女は深夜までホームパーティーが続いた翌朝、付き人に対して「昨夜は遅くまでお疲れ様でした」という感謝の置 […]

責任は取ろう(杉原千畝 1900-1986)

外交官 第二次世界大戦中、日本の外交官・杉原千畝の勤めるリトアニア領事館には、ナチスドイツに終われたユダヤ難民が押し寄せました。日本政府は公安上の理由からビザを発行してはいけないと通達しますが、「私を頼ってくる人を見捨て […]

休むのも仕事のうち(松下幸之助 1894-1989)

松下電器産業(パナソニック)創業者 かつて松下電器の社員が病気で入院していた時、松下幸之助が直接見舞いに現れたことがありました。突然の訪問に起きあがろうとする社員を「起きなくてもいい。病人は休むものだ。」と制して松下は言 […]